正三会掲示板
"global commons" - 林利彦
2024/10/09 (Wed) 09:35:25
"global commons"という単語が漠然と分かっているつもりでもいいと思って、昨日、シンポジウムをネットを介して聴いた。同時通訳もあり、分かり易い話しだった。地球で共通の場としての大気、公海などをどういう風に保つかが、地球を人類、生き物の存在と深く関係していること?を考えて行くには、一つの国や地域では無理だし、とりもの勝ちでも困る。その中でも二酸化炭素(炭酸ガス)の量が化石燃料の消費によりあたり、温度の上昇が災いの原因になっているとの視点はゆるぎない事実として2000年から四半世紀経った現在、現実になっていることがテレビで報道され、日本でも能登の今回の洪水が地震に追い打ちをかけていることからも直観できる。自分の直接の身の回りの問題ではない人の方が多いが、いずれは放っておくと、わが身の問題になる。アメリカ、ロシア、中国、EU等の大国というか影響力の大きな国、地域の”エゴ”がまかり通る時代は終わりにしないと(もちろん、日本もエゴが強すぎる面も無きにしも非ず)、地球は2050にはダメ?になる。2025年から本格的に地球と守るという考えで、政治、経済よりももっと次元の高い(地球全体を)レベルで意見を取り交わし、何とかしないといけないし、それには方法はあり得るとの内容に受け取れた。自分は2050年には生きていないが、孫の世代は生きている。炭素ではなく、水素を主体にした化学エネルギー、太陽光、風力などのエネルギーを本格的に用いることを2025年からスタートすべきだと言う風に思えた。
日本の政治家にこのような人がいない、アメリカ、ロシア、中国、EUにもいるように思えない。どうしたら、よいのだろうか。