正三会掲示板

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漢方薬が効く場合がある? 林 利彦

2025/12/11 (Thu) 09:38:36

自分はいつの間にか、歳とともに、医者にかかり、沢山の処方薬を服用しているとともに、お医者さんによっては処方してくれない時、漢方薬を飲むことが多くなった。漢方薬を処方してもらうと3割負担なので、経費が少なくて済むが、勝手に薬局で買う時は結構な値段がする。
背中が痒くて困るので、夜、起きて、背中を掻いていることが5年くらい前にあったときは、中国(瀋陽)に行っていたので、瀋陽医科大学病院の漢方薬医を紹介してもらい、治療を受けた。すごく長く考えて処方してくれた。十以上の種類の漢方薬を処方された。日本で漢方を頼むときはセットになっているものを飲んでいるが、セットは漢方を作る会社なり、薬局で作るようだ。漢方薬で有名なのはツムラ、クラシエ、ウチダがあるが、、、漢方薬はターゲットの疾患に対するものというよりは、体全体を補強するようなイメージを持っていた(今でも多少とももっている)。
話が長くなったが、歳を取ると、かなりの人が頻尿になり、トイレをいつも気にするようになる。頻尿に効くと言うと八味地黄丸と言う漢方薬が出て来る。そこで、八味地黄丸を試したところ、効いているか、いないか分からない。でも飲んでいるからこそ、心配が少なくなり、そう言う意味では効果があると思っていたが、ある時、どうも、お腹が緩んで来ているのは八味地黄丸の所為ではないかと思って、説明書を読んだいたら、副作用のところには書いてないが、下痢になることがあると書いてあった。実際、下痢になったので、服用を止めている。
どうでもよいことを長々と書きました。
最後に一言だけ、漢方薬で助かったことを、私は小学校4年生の時から発症し、大学院を出て、助手になっているころも、罹っていた、喘息が持病であったが、、、今は全然罹らなくなった。漢方薬(名前は忘れてしまったが、陳さんと言う中国の薬剤師の薬をお湯で一か月くらい服用すると、時々、お腹が痛いくらいに動くが下痢にはならないという状態が続いて、その後全く喘息にならなくなった。完治したようだと自覚できた。
自分は生命科学の研究をしているつもりだが、西洋医学は病気の原因を分子あるいは細胞レベルで決め、これに作用する物質を薬として使うというのが言わば当たり前の科学的研究と言うことになっている。
今回坂口さんがノーベル医学賞をもらったのは制御T細胞と言う細胞が存在することを証明したからだとなっている。炎症や免疫に関係する生体反応では細胞レベルでの応答が重要だという発見だと思っているが、詳しくは知らない。遺伝子や遺伝子産物(タンパク質)が関係するというよりは細胞レベルは複雑でよくこのような説を考え、説得力のある研究を進めたものだと感心する。漢方薬が効くターゲットは細胞レベルでやらないといけないのでは、、、これまでは動物実験が主であったが、、、、

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